
【原因】拒食症になるとどうなる?どこから拒食症?【自己否定】

拒食症や過食症で治療を受けている患者は全国に2万6,000人もいます。
過食症の対となる拒食症。過食症と原因や特徴のちがいは?
じつは拒食症になるきっかけは現代医学をもってしてもはっきりわかっていません。
ただし、いくつか共通する症状があります。
自己否定感【デブ】
もう充分、病的なほど痩せているのに
「自分は太っている」
「もっともっと痩せなければ」
という幻想を抱いて拒食症になるパターンが多いです。
ひどいケースになると、「人に陰口をたたかれているのでは?」という被害妄想まで起きます。
最悪、幻聴が聞こえることもあるんだとか。
「デブに人権はない」
「きもちわるい」
「ブタ」
そういった、現実にはない陰口をたたかれているような気持になってしまうのです。

体調不良【つかれやすい・手足の冷え・だるい】
拒食症によってカラダに栄養や血液がまわらず、あちこちに体調不良が起きます。
疲労回復に必要な栄養素が不足し疲れやすくなったり、血行不良による手足の冷え、だるさなどにつながります。
そのほか貧血や骨折、生理不順など、栄養不足が原因のありとあらゆる病気にかかりやすくなるんだとか。
さほど高くはないですね。
拒食症と言えどもまったく何も食べないというわけではありません。少しは食べます。
拒食症の決定的な治療法はない【心の病だから】
摂食障害は心の病理を有する障害であり、薬物療法の効果は限局的であることから、他の治療法を容易にする、あるいは効果を高める補助療法として用いられる[32]。
出典:Wikipedia
おなかは空いているし、食欲もあるんだけど、それ以上に「食べられない」という気持ちが働いてしまうのが拒食症のやっかいなところ。
メンタルの治療ってひじょうにむずかしいんですよね。
出来ることと言えば
っていうことをどれだけわかりやすく患者に伝えられるかということになるでしょう。
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BMI16未満になるとキケン【標準は18.50~24.99】
WHOの基準によるとBMI16未満になると痩せすぎです。
これは身長150cmの人なら体重36kg未満を意味します。
同様に身長160cmの人なら体重41kg未満となれば痩せすぎです。
拒食症になると上記の体重の人がめずらしくありません。
栄養失調や貧血で倒れたり骨折しやすくなり大変危険です。
痩せている=美という社会の評価が拒食症を加速させる
拒食症の原因はハッキリしていないと冒頭で書きましたが、原因のひとつとして明らかに言えることは痩せていることが美しいという社会の価値観によるものでしょう。
Google画像検索で「モデル」と検索すれば痩せている人ばかりでてきます。
そのため標準体重でも「太っている」という錯覚を感じてしまうのでしょう。
人目を気にする人、流行に流されやすい人、自己肯定感の低い人は拒食症になりやすいです。