
【原因】過食症になるとどうなる?どこから過食症?【嘔吐・下痢】

「摂食障害?要は気持ちの持ちようでしょ!気持ちの問題だから自分で治せるでしょ!」
ってよく言われるけどそんな簡単に治せるならとっくに治っている。
当たり前のことができないことにどんだけ苦しんでるかって…
私の場合、摂食障害を分かったように語る人が一番苦手。#摂食障害 #拒食症 #過食症— りんごらな (@Appfel_rana) November 11, 2019
一気にものを食べる摂食障害のうち、食べた物を何らかの方法で排出する浄化行動を伴うものである[1]。過食症(かしょくしょう)、ブリミアとも呼ばれる。
出典:Wikipedia
つまり食べすぎによる嘔吐、下痢が起きたら過食症です。
ケガとは違って精神的な病気は外から見えないから理解されにくいんですよねえ。
原因は「心理的ストレス」
仕事や親子関係、受験などでストレスを抱えている人は多いですよね。
そのストレスを解消しようとして過食症に陥ります。
食べることで幸せホルモン「ドーパミン」が出る
ストレスを解消するために手っ取り早いのが食事。
人は食事をすることで幸せホルモン「ドーパミン」が出ます。
ほどほどに食べる分には良いのですが、ストレス解消のために食事をするようになるとキリがありません。
その結果、胃袋がいっぱいでも関係なく食事をしてしまうようになります。
「わかっちゃいるけどやめられない」
アルコール中毒や薬物中毒、ほかにはギャンブル中毒と同じ思考回路になってしまうのです。
いちばんつらい【嘔吐】【食べたくないのに】
過食症の人は、ほんとうは苦しくて「食べたくない」という気持ちがある反面、ストレス解消のために食べてしまいます。
そのため吐いてはまた新しいものを食べ始め、また吐くというループに陥ってしまいます。
あまりにも嘔吐をしすぎるとお腹が筋肉痛になり、胃酸が逆流してノドが痛くなる逆流性食道炎になったり、胃や歯がボロボロになったりしてつらい思いをするのです。
また、運がわるいと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になるケースも。
物を飲み込む働きを嚥下機能、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言います。
そのつらい思いによって「過食をやめたい」と思うのですが、ストレスがたまるとそれを解消したくなり、意思に反してまた食べてしまいます。
そしてお腹が苦しくなるとノドに指を入れてわざと吐き、また食べ始めるのです。

また、日常的に指をノドに突っ込んで吐いていると指にタコができ、通称「吐きダコ」と呼ばれています。
どのぐらい食べるの?【1か月50万円!】
過食症がひどいケースになると、1か月の食費が50万円にものぼるそうです。
その差はなんと12.5倍!
1か月でおよそ1年分の食べものを食べている計算になります。
