
毒親の責任転嫁【うちの子は出来が悪い】

「親としての責任感がない」
「責任転嫁をするぐらいならなんで子どもを産んだの?」
毒親というのは八つ当たりや矛盾した言動で子供のやる気をゴッソリ奪っているくせに、責任転嫁をして努力が足りないんだのお前が弱すぎるだのと言う。
出典:ツイッター
基本的に毒親って積極的に子育てをやる気がないんですよね。
「世間体のために結婚した」
「親のために結婚した」
「老後に自分を守ってもらうために子どもをつくった」
自分のために結婚するような人が毒親となり、無責任な子育てをし始めるのです。
責任転嫁をする親の特徴
- 向上心がない
- 世間体や老後の心配のために結婚したから子育てへのモチベーションが低い
- 精神的に自立していない
- 「子育てはつらい」という覚悟を決めていない
- 学習能力がない
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。 自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。
逆に言えば学ばなければ学ばないほど世の中を知った気になるのです。
あなたの親は勉強をしていますか?
勉強しない親ほど「私はわるくない!」という発想になり責任転嫁が始まるのです。
犬や猫を飼う時ですらよく考えなければならないのですから、ましてや子どもを産み育てるときはもっと真剣に親の責任を自覚すべきでしょう。
世間体や老後の心配のために子どもを産むような大人が無責任なのは当然と言えます。
「子どものために」がない親
「私の育て方、どこかで間違ったかな」と言って子育てを考えなおせるような親なら、よい親でしょう。
恥ずかしげもなく「うちの子は出来が悪い」と大きな声で言うのは「私の育て方が悪かったかもしれない」という考えのない人間がとる行動です。
毒親は「子どものために」などということを考えていないから毒になるのです。
子どもがうまく育たなかったら、子どものせい。子どもがうまく育ったら、私のおかげ。
だから子どもが育たないのです。
「朱に交われば赤くなる」ということわざの通り、責任転嫁をするような毒親からよい影響はありません。

ぜんぶ子どもがわるい
「わたしがこんなにイライラしてしまうのは子どもが言うことを聞かないからよ!」
「あなたを妊娠してしまったから仕方なく産んだのよ」
「おまえがオモチャをねだってばかりだからうちが貧乏なんだ!」
ほんらい親が責任を持つべきことを子どもに責任転嫁をするのが毒親の特徴です。
子どもを産むということにはかなりの責任と覚悟がともないます。
「結婚や出産をすべきか?」よく考え少しでも迷うならやめておきましょう。子どもが不幸になるだけですよ。
恩着せがましい毒親の心理・対処法【無理に出産をする必要はない】
責任転嫁されたときの対処法【責任を拒否する】
「生まれたくて生まれたわけじゃない!」
「お金がないのになんで結婚したの?」
「子育てが大変なのは結婚するまえからわかりきったことだよね?」
というように、きちんと自己主張することが大切です。
ただし状況によっては「口答えするな!」と言われて衣食住の提供が止められるリスクもありますので慎重に。
場合によっては相談窓口を利用する方法もあるでしょう。
子どもが自己主張したからと言ってライフラインの提供を止めるような幼稚な親からは一刻も離れるのが吉です。
残念ながら自ら動かなければ、なかなか助けを得られにくいのが現状ですよ。
子は親の鏡
油断をすると、子どもは親とおなじ行動をするようになると言われています。
これはミラー・ニューロンと呼ばれる脳の神経細胞によるものです。
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
毒親との絶縁して得られること、絶縁するべき理由。ほか【まとめ】
著者プロフィール
ドロシー・ロー・ノルト Dorothy Law Nolte1924年1月12日生まれ。ロサンゼルス出身。ミネソタ州立大学卒。
40代の終わりに英国国立聖職大学で博士号取得。40年以上にわたって家族関係についての授業や講演を行い、家庭教育や子育てコンサルタントを務めた。出典:PHP
たとえば親がベッドに寝っ転がりスマホをいじりながら「勉強しろよ!」と言っても子どもは勉強しません。
子は親の言うとおりに育つのではなく親の行動する通りに育つのです。