コンテナハウス(ヨドハウス)ユニットハウスに住むメリット・デメリット
「コンテナハウスってなに?」
「一人用の家(部屋)を建てたいんだよねー」
荷物を入れるコンテナの鉄と断熱材を組み合わせて家にしちゃったやつがコンテナハウスです。
鉄骨造の家と同等の性能があるから快適。
ひとり暮らしや別荘、趣味として人気です。
ほかにもゲーム部屋とか音楽の練習スタジオ代わりに便利そうですよね♪
しかも従来の家にはないメリットがあって、大きな可能性を秘めています。
コンテナハウスのメリット
ひとり暮らしにおすすめのコンテナハウスにはこんなにメリットがあります。
ヨドハウスはおしゃれで高性能【3畳~】
ヨドハウスは物置でおなじみのヨドコウの製品なので、てっきりダッセー小屋かと思いきや結構オシャレなんですよねー。
きっちり断熱材も入っているので夏の暑さ、冬の寒さをシャットアウトしてくれます。
しかもあの大手企業ヨドコウが自社の看板を背負って販売しているため、ヘタなものは作れません。
ひとたび評判が落ちればヨドコウの製品の評判がすべてガタ落ちしちゃいますからね。
3畳からありますので、カタログも見ておきましょう。
工務店が組み立ててくれるため増改築もできる!
ヨドハウスの組み立てに対応している業者を検索することができます。
工務店なので予算次第でいろいろな要望も聞いてくれますよ。
「風呂とトイレもいっしょにつけてほしい」
「やっぱりエアコンもほしいよね」
「既存の家とつなげてほしい」
住むからには
って感じですよね。
こういった要望を工務店に口頭で伝えるだけでよいので、ラクでいいです。
しかも複数の工務店がありますから、合見積もりをとりやすいというのも大きなメリットですね。
雨漏りの修理を自分でできるため安上り!高さ2.452メートル
リフォームで絶対外せないのが雨漏り。
放置すると木や断熱材が腐ったり、漏電による火災が起きるリスクもあります。
自分が困りますし、となりの家に迷惑はかけたくないですよね。
雨漏りのリフォーム費用は高額になりがちです。
屋根の寿命が尽きたあとはリフォーム代に100万円ぐらいかかります。
屋根の平均寿命ですが、ガルバリウム鋼板屋根で30年~50年、トタン屋根の寿命は10年~20年。
しかも屋根は高い場所にあるし、斜めだからすべって転落事故が起きやすいです。
業者ですら毎年死亡事故が起きてますからね。
だから自分で直すのはリスキーでリフォームは業者に依頼したほうがよく、高額な出費となりがちです。
いっぽうコンテナハウスなら屋根が低く平らなので自分で登ることができます。
高さ2.452メートルですから下手したらよじ登れそうですねw
塗装をしてもよし、防水テープを貼ってもよし、パテで埋めるのもよいでしょう。
材料費だけで補修ができるため数千円~数十万円でリフォームができちゃいます!
なーんて心配をしなくていいので気楽ですね。
状態がよければ買い取ってくれる
「じっさいに住んでみたらあんまり気に入らなかった」
「急に引っ越したくなった」
というときは買い取ってくれる業者がいます!
ヨドハウス 買取で検索すると買い取り業者がたくさんでてきます。
イザとなれば移動もできる!
いやあ自由自在ですねえ。
気になる料金は業者によって幅がありますが、参考料金を載せておきます。
- 12フィート(約3.66メートル)30~90万円
- 20フィート(約6.10メートル)60~180万円
- 40フィート(約12.20メートル)80~300万円
加えてトイレや風呂と下水道を切り離しますからもう少し料金がかかりますね。
価格が安い!トイレや風呂もつけよう
従来の家は間取りやデザインを考えるための費用が必要でした。
それに比べてコンテナハウスなら間取りやデザイン、組み立て方まで最初から決まっていますので、本体価格や工賃が安く済むというメリットがあります。
カタログによると本体価格は下記のとおりです。
3畳:571,000円
4.5畳:671,000円
6畳:740,000円
あとは風呂(50万円)とトイレ(50万円)をつけて電気工事(10万円)や上下水道工事(30万円~100万円)をしてもプラス140万円~210万円ぐらいです。
なんと300万円以内で家が建ちます。
3畳からお手軽に建てられますから、とくに一人暮らしの人にとってはありがたいですね。
という人にもおすすめですね。
耐用年数は20~30年
プレハブの建物の耐用年数はメンテナンスをしなければ約20~30年とされています。
出典:解体の窓口
地域によりそうですね。
雨が多い地域や、海に近くて潮風が吹く地域などでなければそれなりにもちそうです。
雨漏りなんかもひょいっと上に登って補修できるので、セルフメンテナンスも可能です。
ひとり暮らし用なら安い
上記のとおり300万円ほどで建てられるコンテナハウス。
もし従来の注文住宅だと1人用でも1,500万円ぐらいかかります。
面積も小さいもので50.51㎡です。ひとり暮らしでそんなに面積いりますか?
一人用の注文住宅はあまりポピュラーではないのか、件数もかなり少ないです。
まあ一人だったら賃貸の方に行っちゃうのでしょうね。
というわけで一人暮らし用に安く家を建てたいならコンテナハウスがおすすめです!
固定資産税は?容易に移動できれば非課税
【固定資産税が課税される家屋の条件】
1.屋根と周りに壁があること(外気分断性)
2.建物が土地に定着していること
3.建物が住居・作業場・倉庫などそれぞれの使用目的に適した空間になっていること(中略)
プレハブの物置のなかには四隅にコンクリートブロックなどを置いて、その上に物置が設置されているようなものがあります。この場合は、土地への定着性がないといえるため、家屋には該当しません。
出典:ARUHIマガジン
ん?下にブロック置くだけで非課税?そんな話ある?ほかのサイトも見てみましょう。
しかし、同じブロックの上に設置しているものであっても、ブロックで基礎が作られているものについては定着性があるとして固定資産税の課税対象となります。
また、基礎を作っていなくても、転倒防止のアンカー工事を行った場合については定着性があるとして、課税対象となる可能性があります。
ですから、固定資産税を払いたくない、という場合には容易に移動できるような状態で設置しておくほうがよいでしょう。
出典:税理士ドットコム
基礎がガッチリしていると課税対象になりそうですね。
せまい部屋は光熱費が安くて掃除がラク!
なんとなく広い部屋のほうがいいと思っていませんか?
せまい部屋は冷暖房の効率がよいです。
わたしはいぜん6畳の部屋から8畳に部屋に引っ越したことがあります。
なーんて浮かれてたのは春・夏だけ。
冬場はあまりの寒さに電気ストーブを買っちゃいましたよ。
電気代がもったいない!
あとせまい部屋ならムダなものを置かないから散らかりにくいです。
逆に部屋が広いとほんらい片づけたほうがいいものでも
の連鎖となり散らかりやすいです。
あと床の面積も小さいので掃除がラクですね。
コンテナハウスのデメリット
メリットとデメリットを天秤にかけて、よーく考えましょう。
木造に比べると夏熱く、冬寒い
もちろん壁には断熱材が入ってますから、熱気や冷気をシャットアウトする機能はあります。
しかしコンテナハウスは鉄ですからね。とうぜん熱しやすく冷めやすいです。
ですから、あくまでも木造に比べればマシということになりますね。
でもヨドハウスのオプションで屋根と床にも断熱材をプラスできますから、かなり軽減することは可能です。
断熱材をつけ加えることで従来の鉄骨造の建物とほぼ同じになるから優秀です。
通気性がわるいため、換気扇や通気口必須
鉄なので木造に比べて通気性は悪いです。
そのため換気扇や通気口を設置する必要があります。
酸欠になったりハウスダストが充満してはいけませんからね。