ベーリング海カニ漁の厳しさとは?死亡率は1/1,000
「カニ漁で稼ぎたいけどキケンな仕事なの?」
「ダラダラ働くより短期でたくさん稼ぎたい!」
「体力だけが自慢です」
「借金に困っている・・・カニ漁で一攫千金を狙いたい!」
特別なスキルがなくても体力さえあれば年収1,000万円もめずらしくないカニ漁。
高級品は1杯数万円もするんだとか。
2~3か月だけ働いて200万円前後の報酬を得られます。
「でも死んだら意味ないし・・・」
「自分に耐えられるのかな・・・」
といった心配もあるでしょう。
また、怖いもの見たさや好奇心でカニ漁の実態を知りたい方もいるでしょうね。
この記事ではカニ漁の実態にせまってみました。
落ちたらどうなる?死亡率は75~260/10万
分母を変えてみましょう。
1,000人に1人ぐらいです。意外に少ないですね。
でももちろん激務なのは間違いないでしょう。
あまり考えたくありませんが、落ちたらかなりヤバイ。
海外のほうが死亡率が高いようです。
■2位:漁師(死亡率75.0)
荒れ狂う海での仕事は、常に死と隣り合わせです。カニ漁の人間を追ったドキュメンタリー番組「ベーリング海の一攫千金」を見れば、その過酷さがわかるでしょう。
ベーリング海アリューシャン列島カニ漁(12名、同260)
行ったまま帰ってこない船がめずらしくないんだとか。
帰ってこないってことはつまり( ^ω^)・・・
Ω\ζ°)チーン
まさに命がけの仕事です。
そら医者や弁護士みたいに長い年月をかけて積み重ねたものがないわけですからね。
いきなり短期間で何百万円も稼ごうとすればそれなりのキケンがつきまとうわけです。
世界一キケンなベーリング海のカニ漁と禁止期間
出典:Wikipedia
40日でなんと500万円~1,500万円も稼げるベーリング海でのカニ漁。
報酬が大きければとうぜん過酷さも増すわけで。
ロシアのシベリア付近にあるベーリング海のカニ漁は10月と1月の2回行われ、1回あたり40日までとアメリカの法律で上限が決められて禁止されています。
最低気温-10℃から-30℃!冗談みたいですねwww
北極圏に近いベーリング海ですから10月でも氷点下以下!
1月に至っては-10℃から-30℃になります。
-20℃ではなんとラーメンが固まりますw
風速40m/s(時速144km/hと同等)
気温だけでもビックリなのに風速は40m/s!
時速に換算すると、なんと144km/hの車の上に立っているのとおなじです。
いやいやいや・・・
速い速い!!
もやしっ子なら風だけでダウンしそうですねw
カゴの重さは500kg!
たとえば家庭用冷蔵庫の200L(2~4人用)50kgが10台あるのと同じ重さです。
もしくは5kgの米なら100袋分ですねw
さすがに人力で運ぶことはせずクレーンで動かしますが、位置を微調整するのには人の手を使っています。
下記の動画では3人でやっていますから1人あたりおよそ166kgの負荷がかかることになります。
給料は?実際のようすを動画で見る
それではベーリング海の実際の漁のようすを見てみましょう。
心身ともに極限状態です。
自衛隊員とかそのぐらいの体力がないととても勤まらないですね。
そら40日で給料500万円~1,500万円も稼げるわけだわ。
まさに戦場ですね。
人間関係もキツいカニ漁
過酷な職場ですから船員はストレスマッハです。
また、死と隣り合わせですから
という意味でつねに気合が入っています。
ですから船員どうしのケンカは日常茶飯事。
毎日怒声が響きます。
ある意味クレイジーな精神の持ち主だけができる仕事ですね。
じつは女性もやっていた
1は、何と言っても番組では珍しい女性、しかもちょっとカワイイ感じの女のコがカニ漁に挑戦します。
船長の娘ということで、けっこうな特別扱いですが、一部乗組員からはそれを妬む声も。
でも結果的には、がんばる彼女の姿に船員たちは打ち解けあったのでした。
就労ビザ厳しいから日本人は募集してない
特に近年は同時多発テロなどの影響もあって、以前よりも厳格化されています。
ただでさえ申請が難しいのに命の危険があるカニ漁船に日本人は募集しないです。
あと、日本船の侵入も禁止されています。アメリカの収入源だからねw