
「お年玉預かる詐欺」をする毒親【親子関係が崩壊します】

「お年玉預かる詐欺ってなに?」
「”将来のための貯金”とか調子のいいこと言って親に横領された」
「人間不信になりそう」
刑法で詐欺罪を犯した者は「10年以下の懲役に処する」と定められています。
金額の問題もありますけど、子どもの人格形成にも大きく影響します。
お年玉預かる詐欺をされた子どもは、貯金をするのがアホらしくなるのはもちろん「積み重ね行為」全般へのモチベーションが下がります。
勉強もそう。
恋愛もそう。
農業もそう。
笑いごとじゃないんですよ。
お年玉預かる詐欺をするような親は年老いたら「家族のお金はみんなのお金」なんて言い出しますからほんとうにタチがわるいですよ。
子どものカネをだまし取るようなクソ親の介護はしなくてOKです。
裏切り返しですよ。おあいこじゃないですか。
消えたお年玉問題
「お年玉、子どもには大金だから預かっておくね」「将来のために貯金しておこうね」と言いつつ、けっきょく返さない詐欺行為のことを言います。
概要未成年が親戚などからもらったお年玉を、親が保護者の権限を使って預かることはよく見られるが、そのお年玉をその親が横領しているという疑いがもたれている問題である。
出典:アンサイクロペディア

毒親がお金と引き換えに失った、とてつもないもの
子どもの信用
もし私たちが銀行に預けているお金がとつぜん消えていたら、もう利用しないでしょう。
預かったお金を返さないというのは、銀行に預けていたお金が消えるのと同じことです。
とうぜん信用は0になりますよね。
「1億円積まれたって子どもの信用は売らない」という親もいる中、たかが10万円、20万円で売るバカ親がいます。
もちろん10万円自体は大金ですが「信用」とは比べものになりません。
子どもが貯金の大切さを学ぶ機会
毒親は一時的にお金を手に入れて嬉しいかもしれませんが、長い目で見れば損をします。
まず、子どもが貯金の大切さを学べません。
また、お金にだらしない大人に成長してしまうことも。
人生には急な出費がつきものです。
病気・事故・引っ越し・裁判・火事など、あらゆるトラブルに対処できるためには貯金が不可欠ですよね。
介護放棄された、ある母親
ある母親は、パチンコで散財してしまい、お金に困ったあげく子どもからお年玉をだまし取りました。
「しめしめ」
「子どもだからそのうち忘れるだろう」
「養育費かかってるんだから、このぐらい当然」
母親は詐欺行為に対して、まったく罪悪感を感じていませんでした。
しかし子どもは大人になってもしっかりと覚えています。
その母親が65歳になった頃です。年齢的に体のおとろえを感じてきて、働くことがつらくなってきました。
そこで子どもに電話をかけて、生活費をお願いしたのです。
子どもはお年玉詐欺以外にも、母親のパチンコ癖やネグレクトなど、思うところがあり介護を放棄するつもりでした。
「今までにお年玉、預けたよね?全部で20万円。あれ使っていいよ」
子どもはイヤミでそう言ってすぐに電話を切り、着信拒否しました。
もちろん親がお年玉を使い込んだことはその子どもは知っていますし、20万円では1か月分の介護費用にもならないことを知りながらあえて言ったのです。
いま現在、その母親が生きているかどうかなんて、興味がないと言っていました。
もし仮に死んだことが分かっても、葬式には行かないつもりだそうです。
母親は誰にも悲しがられることなく、無縁仏として事務的に葬られることになるでしょう。因果応報です。

疎遠な毒親が最期に孤独死した時の手続き。葬式代等は相続放棄可能
金銭管理の大切さ
私のかつてのクラスメイトの親は、子どものお年玉をきちんと貯金していたばかりか、株主優待の優れた株を購入しており、増やして返したそうです。
その時に配当金、資産運用について教育してくれたと言っていました。
同じ親でもここまで対応に差が生まれます。
子どもはお金の管理の大切さを学ぶことができますし、モチベーションが上がりますよね。
きちんとお金の管理の大切さを子どもに教えなかった毒親は、将来、大切にされなくても仕方がないのです。