
【なぜ?】ゲームでチーターをする心理【意味】
「チーターってどういう意味?」
「なぜくだらないことをするの?」
「何が楽しいの?」
「むなしくないのかな?」
cheat(詐欺・いかさま・ずる)+ er(~する人)でcheater(チーター)。
もちろんゲーム界の嫌われ者です。
彼らは何を動機にチーターになるのでしょうか?
心理を探ってみました。

なぜ10代はチート行為をするのだろうか。やはり、ゲームで相手に勝ちたい、優位に立ちたいという思いが強いためだろう。
(中略)
リアルの人生は、必ずしも努力したら成績が上がるとか、部活でレギュラーの座が取れるというわけではない。しかし、ゲームでは容易に強くなることができる。
(中略)
本人はチートを悪いことと思っていなかったらしく、アカウント停止の可能性を指摘されて驚き、「反省している」と答えていた。中高生などにとっては、まさにチートが裏技程度の意味しか持っていないようだ。
能力が低いがプライドは高い【注目されたい見栄っ張り】
チーターは上達することを諦めています。
ある意味ゲームのいちばんおいしいところを捨てちゃって、むなしい行為に逃げちゃってるんです。
上達が楽しければチーターになんてならないですからね。
で、問題なのがプライドだけは一人前という点。
「努力しても勝てない」
「でも勝ちたい・・・!」
となればチーターになるしかないでしょう。
「むなしくないの?」
「罪悪感はないの?」
いいえ。ゲームが下手ということは頭がわるいということでもありますから、むなしさまで考えられる高度な知能はありません。
ラクして勝ちたい
最近は便利な世の中になりました。
電化製品や交通機関、ITなどが発達しましたから日常的に楽をしてさまざまなメリットを得ることができます。
もはや楽をすることが身にしみついて当たり前になっちゃってるんですよね。
幼児のような依存的な欲求を満たしたいという一面もあります。
いちどラクをしてしまうと抜け出せない人は多いもの。下手な人や課金するお金がない人はなおさらですね。
背徳感を得たい
人間、時にはルールから外れたくなることもありますよね。
とくにふだんマジメな職場や学校に通っている人は背徳感を得たくなる人も多いでしょう。
ゲームに限らず夜更かし、寝坊、仮病などが楽しいと思ってしまったことがある人もいるのでは。
「ダメ」って言われるとやりたくなる心理をカリギュラ効果と言います。
正常な人がちょっと道を外すぐらいならまったく問題はないのですが、中には異常な人も。チーターになりやすい性格です。
前頭前皮質に障害がある場合、衝動性の増大や自制能力の喪失といったさまざまな人格変化が起こることもわかっている。すべての殺人者に前頭前皮質の機能不全が見られるわけではないが、ひとつの傾向として存在していることは確かなのだろう。

家庭環境が厳しすぎたもしくは甘すぎた
あまりにも厳しくしつけをされると子どもの人格はゆがみます。
「思い通りに成長できない自分にイライラする!」
「親に反抗したい!」
するとかえって不真面目な行為をしたくなるんですよね。
逆に甘やかされすぎると
とカンチガイする人間に育ってしまいます。
日常生活がみじめ。いじめられている
「学校や会社でいい成績が残せない」
「接客業でペコペコしなきゃいけないからストレスが溜まっている」
「親に虐待されてイライラしている」
みじめな人生で傷ついた心を癒したくてチーターになる人もいます。

ただし根本的な自信にはつながらず、一時的な快感しか得られないのでいくらチーターをやっても満足することができません。
また
という心理があるケースも。「人の不幸は蜜の味」って言いますよね。
というチーターに対する怒りの言葉がご褒美になったりするわけです。
じつにくだらないですね。
さいきんの若者は悪びれる様子もない【世の中べんりすぎる】
さいきんはエアコンや交通機関などが充実してあたりまえになってきました。
自宅で気軽に映画やネトゲ、ときには買い物までできるようになってきましたね。
べんりな生活の延長線上でチーターに手を出す若者が増えてきています。
世の中べんりになりすぎちゃいました。
とくに生まれたときから便利なものに囲まれて育った若者は気軽にチーターになってしまう傾向にあります。