
夫や家族がゲームで現実逃避してしまったときの対処法

「やるべき仕事や宿題があるのにやりたくない」
「ゲームしている間はイヤなことが忘れられる」
「現実世界のみじめな自分のうっぷんを晴らしたい」
悲しいかな、ゲームは現実逃避するのに向いているんですよね。
とくに最近のゲームはグラフィックスがキレイになってきていますので感情移入もしやすいです。
MMO RPGやなんかはやり始めたらキリがありませんから、いちど現実逃避してしまうと抜け出すのが困難なことも。
「現実逃避はすぐにやめるべきか?」
「どうすればやめさせられるか?」
対処法を見ていきましょう。
ゲームに現実逃避しやすい人の特徴
- 能力に自信がない
- 失敗をおそれる
- 人生に疲れた
- じつはうつ病
- ゲームが得意
- 人と接するのが苦手
- 相談相手がいない
- 静かなところが好き
- 人より物と接していたほうが楽しい
- さいきん達成感を得てない
ようは疲れちゃってるか孤独ということですね。
夫や家族がゲームに現実逃避しちゃってるんだけどどうしたらいい?
ゲーム好きは比較的男性に多いですかね。
できればうまく現実と向き合ってほしいですよね。
疲れをとってもらう
現実と向き合うエネルギーが残っていないか傷ついているようでしたら心身ともに回復させてあげることが大事です。
疲れをとる方法
- 温泉
- アロマテラピー
- マッサージ
- よい布団を買ってあげる
- ビタミン補給
ゲーム以外の得意なことをしてもらい自信をつけてもらう
もし何かに失敗して落ち込んでいるようでしたら、なにか旦那の得意なことをするとよいです。
カラオケでもボウリングでもなんでもいいので一緒にできることはしましょう。
趣味を見つける
楽器を弾く
タイミングよく指先を使うという点はゲームと同じです。
アクションや音楽ゲームが得意な人は楽器も得意な人が多いでしょう。
数千円~数万円で始められて、さほど維持費もかかりませんからお手軽です。
飽きたらヤフオクやメルカリで売っちゃえばOKw
プラモデル作り
指先が器用な人、組み立てるのが好きな人はゲーマーに通ずるものがあります。
あわよくば完成品を売っておこづかい稼ぎになるかもしれません。
映画・ドラマ
どうせ現実逃避するなら映画やドラマを楽しんじゃえ!
1か月あたり1000円ぐらいで見放題ですから安いもんですね。
読書
物語の主人公になりきってみるとか、そういった現実逃避も楽しいですね。
図書館から借りればタダです。
住民税の元も取れて一石二鳥ですねw
絵描き
ゲームで現実逃避しちゃいがちなインドア派の人に向いています。
絵具と画用紙を買ってもいいし、パソコンソフトGIMPなら無料でダウンロードできます。
イラストソフトを買ったとしても1、2万円ぐらいでいいやつが買えちゃいますよ。
半年以内を目安にしばらくほっとく
現実逃避とは少しことなりますが、似た状態としてうつ病の休養期間は1か月~半年と言われています。
うつ病の場合の「妥当な休職期間」は?
(中略)
軽度であれば最低1ヶ月。症状によっては3ヶ月~半年の休職が妥当でしょう。
出典:enジャパン
メンタルを回復させるために多少の休養を認めるという手段もあります。
罪の意識もったり、あせりながらゲームしていても気分転換になりませんからね。
復帰しないようなら強硬手段しかない
半年以上たっても現実逃避をやめないようであれば仕方ありませんね。
強制的にやめさせるしかないでしょう。

部屋にカギをかけているようならチェーンソーや電動ドリル、バールなどを使ってこじ開けましょう。
ブレーカーを落として夫がしびれを切らすのを待つのもひとつの方法です。
ゲーム機はカギのかかるロッカーや金庫などに保管するとよいですね。
仕事や宿題をやりたくない。やるべきことからの逃げ
すごくストレスが溜まりますよね。
ゆううつなときはゲームコントローラーをいじっていたりゲームに夢中になっていたほうが気がまぎれるというものです。
クリアするためには集中する必要があるからイヤなことを忘れられるんですよね。
私も人生がイヤになったとき、若いころ現実逃避していましたw

少しぐらいならストレス解消になるから問題ないでしょう。
ただし、引きこもりは2年を超えると復帰が難しいと言われています。
ほどほどにとどめたいですね。
劣等感からの逃げ
「会社でミスばかり」
「学校で成績が悪い」
「家族にバカにされている」
「自分がみじめでしょうがない」
現実世界がみじめすぎてゲームに現実逃避するパターンです。
ゲームが特に得意じゃない人は世界観にどっぷりつかり、得意な人はいい気になるためにプレイします。
最悪なケースになるとオンラインゲームで初心者を倒して煽り行為をする者まで現れます。
一時的にはいい気分になるかも知れませんが、もちろんそんなものはまやかし。
またすぐに劣等感が襲ってくる→初心者狩りをするの連続です。
「ほんとうは下らないことだとわかってる」
「でも人生諦めちゃった」
というのがゲームで煽るやつの心理です。

たとえ現実世界で上手く結果が出せなくても自分なりに頑張らなければいつまでたっても劣等感からは逃げられません。
ニートや不登校にも多いゲームへの現実逃避
「ほんとうは”仕事探せ!”ってカーチャンに言われてるのに・・・」
「学校でクラスメイトにうまくなじめない・・・」
大人ならほかの現実逃避、たとえば酒・ギャンブルなどがあります。
でも子どもは選択肢が減り、ゲーム、映画、マンガ、アニメなどに限定されます。
・・・映画、マンガ、アニメってちょっと刺激が少ないんですよね。
受け身の娯楽だから気がつくと現実のことを考えたりしてしまうわけです。
となれば現実逃避するのに手っ取り早いのはゲームですよね。
自立してるならOK。してないなら期間限定でやろう
ちょっと現実逃避するぐらいならいいですけど、いつまでも自立しないでダラダラ生きていくのは本人にとっても周りにとってもマイナスです。
周囲に迷惑をかけずに生きていきたいものですね。