毒親育ちやコミュ障に向いてる仕事・就活【続かない理由】
毒親育ちは社会で働くうえで大きなハンディキャップがあり、適切に対処していく必要があります。
「人と会うのがこわい」
「失敗すると怒られたり嫌われるんじゃないか」
「ひと一倍人間関係のストレスが大きく、ひきずりやすい」
「どうすれば人と仲良くなれるのかわからない」
「コミュニケーション能力に自信がない」
といったさまざまな障害があり、毒親育ちは社会不適合となってしまうこともめずらしくありません。
では毒親育ちは仕事や就活、人間関係についてどのように対処すべきでしょうか?
毒親育ちの仕事が続かない理由
- 親への憎しみが解消されずにいるため職場の人たちにもイライラする
- 人間不信
- コミュニケーション障害のためストレスがたまりやすい
生まれたときから一緒で幼少期を過ごした親が毒親だと
という回路が脳にできてしまうんですね。
人間関係を避けるか向き合うかを決めよう
とくに近年ではインターネットの普及により人と顔を合わさずにできる在宅ワークなども増えてきました。
世の中には
という考え方もありますから、ムリに人間関係にかかわる必要はありません。
逆に
「人間関係と向き合ってみようかな」
「どうしても人間関係の生じる仕事しかできない」
という人は良好な人間関係をつくれるように頑張りましょう!
在宅ワーカー
趣味や特技に関係する仕事を見つけられれば高収入も夢ではありません。
という方でも「すべての仕事→タスク・作業」を見ればスキル不要の仕事があります。
報酬は時給換算で数百円ていどと安めです。
高度なスキル不要の仕事例
- ドラマの感想を書く
- 文章をシステムAからシステムBにコピペするだけ
- 新しくつくったシステムの動作テスト
- 指定された商品をオークションやフリマに出品
- アンケート
- 企業サイトをネットサーフィンして連絡先を収集する
- SNSで指定された文章や写真を発信する
- 誤字脱字を見つける
毒親育ちはなかなかスキルを身に着けるチャンスを与えられずに生きてきた人も多いです。
誰にでもできる仕事から始めてコツコツとスキルアップしていきましょう!
イラストレーター
発注者との打ち合わせを除けばひたすら絵を描き続けるため人間関係は少なくて済みます。
ただし提出した絵のダメ出しが多くなってくると人間関係のストレスを感じるときがあるかも知れませんので受け入れましょう。
また、急に仕様変更されたり仕事を増やされたりすればキッパリと断る勇気が必要になります。
アンケート
アンケートの内容はかんたんで、
「過去に住んだアパートやマンションの感想」
「ふだんどんなコンビニを使ってる?」
「この中で見たことのある企業ロゴは?」
といった誰にでも答えられる内容です。
Googleでアンケートモニターと検索すればたくさん出てきますよ。
ただしアンケートモニターだけで生活していくのは厳しいので他の仕事も探しましょう。
清掃員
ほぼ1日中掃除していればいいので基本的には人間関係は少ないです。
ただしグループの中に「仕切りたがり」がいると口出しや説教をされて人間関係のストレスを感じるケースも。
人間関係のストレスがあるかどうかは基本的には運次第になってしまいます。
いちおう面接のときに
と質問してみるとよいでしょう。
ブロガー
人間関係はゼロ!という究極の職業です。
勝手に記事を書いて広告をペタペタ貼ればOKで「打ち合わせ」とか「検品」「納品」という概念がないため本当に人間関係はゼロですよ。
ただし成功例は少なく、収入も不安定なうえ結果が出るために時間がかかるという難点があります。
興味があれば副業としてようすを見ながら始めるとよいでしょう。
いばらの道ですが一度成功してしまえばあとは人間関係がなくてラクですよ。
Webライター
「なにから始めたらいいかわからない」
「どうやって書いたらいいの?」
といった方はWebライターを選ぶ道もあります。
投稿システムはすでに会社側で用意されていますから指示された通りに文章を書くだけでラクです。
有名なところではサグーワークスがあります。
ただし記事の出来が不十分だと再提出を求められたり最悪ボツになることもあります。
ボツになった理由を教えてくれるので次回にいかしましょう!
とくに記事の出来がわるくてもネチネチ責められたりイヤミを言われることもなく人間関係のストレスはほぼありません。
さいしょは苦労しますが慣れてしまえばよい収入源になります。
警備員
警備する場所によっては夏の暑さ・冬の寒さがツライところもありますが、人間関係のストレスは少なめです。
ただし何か事件が起きれば呼ばれますのでキチガイの相手をしなくてはならないケースも。
基本的にはベテランが助けてくれます。
交通量調査
求人が少ない上に求人倍率も高くなかなかありつける仕事ではありませんが、もし交通量調査の求人を見つけたらチャンスです。
車が通ったら数をカウントするだけという非常にシンプルな仕事で、よっぽどのヘマをやらかさなければ人間関係のストレスはほぼありません。
ただし、もちろん夏は暑く冬は寒いです。冬ならきちんと着込めば大丈夫ですね。
配達員(郵便・新聞・飲食ほか)
交通事故のリスク(とくに深夜早朝)があったり気候の影響を受けやすいですが、人間関係のストレスは少ない仕事です。
ただし配達先を間違えたり配達に遅れたりした場合はクレームが入りストレスになることもあります。自分のミスなので受け入れましょう。
いちど配達先をおぼえてしまえばあとは配達するだけなのでラクになりますね。
ただし交通事故のリスクはありますのでよく考えましょう。
工場(人間関係の有無は場所による)
決まりきった作業をすることが多いのでシンプルな作業が多いです。
時間が経つのが長く感じる仕事ではありますが人間関係のストレスは少なめです。
人間関係のストレスがあるかどうかは仕事場に「仕切りたがり」がいるかどうかによって変わります。
仕切りたがりはまさに毒親のような存在で「口出し」「過干渉」をしてきますからハズレの職場を引いたときのストレスは大きいというリスクがあります。
面接のときに
と質問するとよいでしょう。
セルフ・ガソリンスタンド
お客さんが給油したいときに「給油許可ボタン」を押すだけのカンタンな仕事です。
基本的にお客さんが勝手に給油してくれるのであまりやることはありません。
とくに深夜はお客さんも少なくてラクです。
職場によっては自由にパソコンやスマホをいじっていてもよいので他の仕事をするのもアリですね。
魅力的なセルフ・ガソリンスタンドの仕事ですが求人倍率が高く、なかなかありつけない仕事でもあります。
人間関係と向き合うための対処法【仕事できない理由】
インターネットが普及した現代では人間関係を築かなくても生きていけます。
しかしどうしても仕事上人間関係が生じる場合はしっかり向き合いましょう。
逃げて問題ないことは全力で逃げてもよいですが、逃げられないのなら全力で向き合ったほうがむしろ人生はラクです!
コミュニケーション力や愛嬌がないなら「あいさつ」をしっかり!
毒親育ちは親子関係に恵まれなかったわけですから、職場の人間関係を築くのにも苦労します。
「相手の気持ちを理解することができない」
「愛嬌ってどうすればいいの?」
「雑談を楽しめない」
「上司や先輩にかわいがられない」
「職場で浮いてる」
といったさまざまな悩みを抱えるケースも多いでしょう。
いきなりよい人間関係を築くのがムリだからこそ「あいさつ」をしっかりすることです。
笑顔で!明るく!大きな声で!
もちろん作り笑顔でかまいません。演技でいいのです。
ふだんからきちんとあいさつをしておくことで職場の人とうまくコミュニケーションが取れなかったとしても「ああ、この人は悪気はないんだろうな」と思ってもらえるようになります。
あいさつは人間のすばらしい知恵です。
人間関係が苦手だからこそ積極的にしていきましょう!
リカバリーしてもらったらきちんとお詫びとお礼を言おう
仕事にはミスがつきものです。ノーミスで仕事をしてきた人なんてこの世にいないでしょう。
ミスをした場合は上司や先輩にリカバリーしてもらいますよね。
リカバリーしてもらったら「すみません、ありがとうございます!」ときちんとお詫び・お礼を伝えるようにしましょう。
また
「次から気をつけます。」
「よろしくおねがいします。」
といった言葉を添えてもよいでしょう。
タイミングは翌日でもかまいません。
と伝えることもだいじです。
感情を出したほうが好かれる
やはり感情を隠してしまうと
と思われてしまいます。
喜怒哀楽はすべて素直に出したほうが周囲に好かれるでしょう。
業務上のお叱りを受けているとき、気まずい雰囲気をやわらげるのにも感情を出すのは有効です。
「あっまたやってしまった・・・!バカだなあオレ(わたし)」
「申し訳ないです。すみません」
「ついあせってしまいました。すみません」
「くうぅー(くやしい!)」
「じぶんがなさけない!」
といった風に素直な感情を出してしまったほうが好かれやすいですよ。
報告・連絡・相談はしっかり!【ミスしたときの保険】
もちろんほんらいでしたら報告・連絡・相談がなくてもきちんと上司が部下のようすを見るべきです。
部下の失敗は上司の責任ですが、世の中には理想的な上司ばかりとは限りません。
仕事でミスをしてトラブルを起こさないためにも報告・連絡・相談はとてもたいせつです。
「これからこういう風にやろうと思っています」
「いま作業の途中ですが、この方向でよろしいでしょうか?」
「作業をする上で不安なところがあります」
きちんと上司や先輩に状況を報告しながら進めた仕事ならミスをしても「仕方ないな」という気持ちが強くなります。