
【なぜ引っ越さない?】沖縄の軍事基地問題【騒音】

とくに大震災後の復旧活動でで自衛隊が活躍していたりすると反対派の人たちが出てきますよね。
反対したきゃすりゃあいいけど、震災後の復旧活動中じゃないときにやれよ!って思いませんか?タイミング的にぶっちゃけジャマなんですよねw
って思うんですけど、調べたところそう単純な話ではありません。
「なぜ沖縄の軍事基地に反対している人がいるの?」
「原住民はなぜ引っ越さないの?」
そんな疑問にお答えします。
戦争放棄と引き換えにアメリカの軍事基地に守ってもらった
1945年の第二次世界大戦で原爆を落とされた日本は完敗。
圧倒的な戦力の差を見せつけられた日本人は戦争を放棄しました。
そして戦争の放棄と引き換えにアメリカに守ってもらう約束をしました。
【米兵の犯罪】沖縄の軍事基地問題の具体例【騒音】
航空機の騒音
百聞は一見にしかずということで、動画を見てみましょう!
う・・・うるせえ!
ちなみにヘリコプターの近くの騒音は110db、飛行機のエンジンの近くで120db。
比較して電車が通るときのガードレール下が100db、犬の鳴き声が90db、掃除機が70dbです。
犬の鳴き声ですらうるせえのに+20~30dbなんてもってのほか!
ヘリや飛行機がメチャメチャうるさいことがわかりますね!

実弾による山林火災
そらやっぱり兵器なだけあって広範囲が燃えていますね。
第一キケンですし煙は臭いですし、ものすごくつらそうですねえ。
それにその辺を実弾がビュンビュン飛んでたら精神衛生上もよくありません。
まいにち爆弾にヒヤヒヤしながら生活していては気の休まるヒマがありませんね。
戦闘機の墜落事故
米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落したときの映像です。
こんなのがもし民家に墜落したら・・・と思うとゾッとしますね。
焼死なんてかなり苦しい死に方でしょ?
米兵による犯罪
米兵による犯罪でもっとも有名な事件のひとつ、少女暴行事件です。
沖縄米兵少女暴行事件(おきなわべいへいしょうじょぼうこうじけん)とは、1995年(平成7年)9月4日に沖縄県に駐留するアメリカ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名の計3名が、12歳の女子小学生を拉致した上、集団強姦した強姦致傷および逮捕監禁事件である。
“起訴に至らなければ、関与が明らかでもアメリカ兵の身柄を日本側に引き渡すことができない”という日米地位協定の取り決めによって、実行犯である3人が引き渡されなかったことが大きな問題になった。この決定に対し、沖縄県民の間に燻っていた反基地感情及び反米感情が一気に爆発し、同協定の見直しのみならず、アメリカ軍基地の縮小・撤廃要求運動にまで発展する契機となった。また被疑者側および家族が人種差別的問題に絡めた発言を行ったため、日米のマスコミで取り上げられる場合は微妙な温度差が生じた。
出典:Wikipedia
「アメリカ兵の身柄を日本側に引き渡すことができない」という点で日本人、とくに沖縄県民はブチギレました。
アメリカは戦争に勝った国ですからね、強気ですよ。
でもいいように扱われてる沖縄の人はアメリカの横暴に納得いかないわけです。
米軍基地を移設したら韓国・中国に攻められるよ
沖縄に米軍基地がある理由はふたつ。
- 日本の端っこだから
- 日本に敵対心むき出しの韓国・中国に近いから
日本に対して敵対心の強い韓国・中国に「にらみをきかせる」という意味では沖縄に軍事基地を置くのがいちばん安全なんですよね。
日本人は「戦争放棄」なんて言ってますけど、自衛隊がある時点で戦争放棄してませんからね。
朝日新聞のアンケートによると自衛隊が憲法違反にあたる(41%)、憲法違反の可能性がある(22%)合計63%が「自衛隊は憲法違反」と考えています。
どうあっても軍事力は必要です。戦争放棄なんて出来ませんよ。現実を見ましょう。
とは言っても軍事基地の犠牲者になった沖縄県民にとっては
となるわけです。
「臭い物に蓋をする」ということわざのように、軍事基地問題を沖縄にぜんぶ押し付けちゃったんですよね。
なんで引っ越さないの?
引っ越せばサクッと解決・・・!?いや、そうもいかないようです。
ご先祖さまのお墓があるから
基地の中には、お墓が多くあります。先祖崇拝の強い沖縄で、代々のご先祖様が入っている亀甲墓を残して行ったら、罰が当たります。でも、アメリカ軍は、そんな県民性を知っているので、4月~5月の清明祭や、旧盆などは、基地内に入れてくれますよ。特別許可で。離れたくても離れられない訳がいろいろあるのです。それに沖縄は沖縄県民のものです。出て行くのはアメリカ軍ですよね。
出典:Yahoo!知恵袋
お墓の引越しには費用がいくら掛かりますか?
お墓の引越し、移転、改葬にかかる費用にはおおむね次のようなものがあります。金額はお墓のサイズ、墓石のグレード、地域事情等によって異なりますので、あくまでも一般的な参考価格としてご理解ください。
まず現在の墓所について解体と処分の費用(約10~30万円)が掛かります。墓石をそのまま新しい墓所に移す場合は処分が不要になりますが、運搬費(料金は距離による)が必要になります。
また、お寺の閉眼供養(魂抜き)にお布施(1~3万円)を包みます。新しいお墓は墓地や霊園に永代使用料(数十万円~)と管理費(年間数千円~)を払って購入します。新しい墓石の建立には120~150万円くらいかかります。開眼供養(魂入れ)は僧侶にお布施(1~3万円)を包みます。
すべて合計すると120万円から160万円といったあたりが一般的ではないでしょうか。必ず現地調査のうえ見積書を発行してもらい、お客さまのご予算に合わせて検討することをおすすめします。
たけえええ!
なかなか「ポンッ」と出せる金額ではありませんね。
行政から補助金でもでればいいんですけど、なかなか高額なのでむずかしいでしょう。
経済成長と共に「軍事基地反対運動」
最初は33都道府県に設置されていた軍事基地。
その後日本は高度経済成長を遂げます。
そして国力がついてきたからでしょう。
という反対運動が起きました。
その反対運動に応じるかたちでもともと33都道府県にあった軍事基地のじつに74%が沖縄に移動したのです。
日本人の「臭いものには蓋を」精神でしょう。軍事基地の移設先は日本最南端の沖縄は都合がよかったのです。
ところが沖縄の原住民の一部はこれを許しません。縄張り意識が強いんでしょうか。
かたくなに沖縄から引っ越さない人たちは「ここは私たちの土地だ!」という意識が強いようです。