ワンクリック詐欺が不安?対処法は無視に限る!住所特定はとても困難
「油断していたらアダルトサイトから請求されてしまった!」
「無視して大丈夫なの?」
「でも何となく不安でこのページにたどりついた」
高額なことが多く家計にひびきますし、家族や会社に知られたらちょっと気まずいですよね。
でも安心してください。
架空請求は無視していればOK!
電話やメールしちゃってもせいぜい迷惑電話やメールが届くぐらいです。
その根拠を一緒に見て安心しましょう。
ワンクリックを押してしまった!詐欺に支払い義務はない
よくある架空請求詐欺ですので、そもそも支払い義務がないと考えられます。
無視しておけば大丈夫です。
支払い義務がない根拠は電子消費者契約法です。
電子消費者契約法が施行されたことで、注文内容を確認して訂正できる画面を設けるなど、事業者が操作ミスを防止するための措置を講じていないときは、消費者に重大な過失があっても契約を無効とすることができるようになりました。
出典:大阪市消費者センター
ワンクリック詐欺には訂正できる画面がないから契約が無効というわけですね。
どんな感じ?ワンクリック詐欺の画面をじっさいに見てみた
さいきんよく見かけるのはぬきともですね。
テキトーに動画のリンクを開くと、出てきましたw
出典:ぬきとも
ITエンジニアなら鼻で笑ってしまうでしょう。
今回表示されていたのはIPアドレスだけでしたからわりとショボイほうですね。
確認くんを開くとわかりますが、プロバイダ名と使用ブラウザぐらいはパパッと取得できます。
なーんてビックリしちゃうかもしれませんね。
茶でも飲んで落ち着きましょう。
( ´・ω・`)_且~~
ではもう少し詳しく見ていきます。
IPアドレスや電話番号から住所がバレないか心配
調べることは可能ですが、かなりリスキーです。
なぜなら不正アクセス禁止法に引っかかるからです。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
(中略)
第十一条 第三条の規定に違反した者は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
第十二条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
出典:総務省
リターンに対してリスクが大きすぎますね。
もしIPアドレスや電話番号から住所・勤務地を調べるなら基本的にはプロバイダや電話会社の顧客情報へアクセスする必要があるのです。
しかもIPアドレスの記録にアクセスできるのはふつう技術部門です。IPの記録なんか見る必要ないサポセンとか営業の人は閲覧権限がありません。
ですからたとえばIPアドレスや電話番号から契約情報を抜き取りたければ、
- ワンクリック詐欺業者が従業員として潜り込む
- 従業員にお金を握らせて個人情報を盗んできてもらう
のいずれかになります。
でもアクセスログが残るからバレバレですね。
また、ワンクリック詐欺サイトにアクセスしただけでIPアドレスはわかりますが電話番号はわかりません。
間違って番号通知でかけて相手に電話番号を知られても住所を調べてくることはまずありません。
なぜなら架空請求なんて
「知らんっ!」
のひとことで済んじゃうからです。
IPアドレスから調べられるのは国名~市区町村名
じっさいにあなたの住所でも探ってみますか?
確認くんでIPアドレスを見てコピーしましょう。
で、下記のサイトで貼り付けます。
まず国名は日本って出てくると思うんですけど、あとはせいぜい都道府県や市区町村までです。
場合によっちゃあぜんぜん違う都道府県が出てくることもめずらしくありませんw
たとえばわたしのケースではプロバイダが東京で取得・発行したIPアドレスを大分県で使っているので東京って出てきましたw
全然違うんですよね。
もっともそんなに難しく考えなくても
なーんてニュース聞いたことないっしょ?
ワンクリック詐欺を無視するとどうなる?
電話番号や住所、メールアドレスなどを入力していなければ何も起きませんw忘れましょう。
もし業者にメールしちゃったり番号通知で電話かけちゃったりしたら?
連絡が来る場合があります。
そんなもんはメールのフィルタや電話の着信拒否してほっときゃOK。
ワンクリック詐欺が来た!どうしたらいいのか?
ここまで読めば住所を特定されたり弁護士から請求がきたりすることはないとわかりますね。
人の心配は尽きないですね。
「ロリロリ倶楽部」
「熟女ファン」
「SMマニア」
こーんな名目で請求されたらたまったもんじゃないですね。
でも名誉棄損罪になるから架空請求業者もそんなことしないでしょw
名誉毀損とは、公然と事実を摘示し、他人の名誉を傷つけた場合に成立する犯罪です(刑法第230条)。
出典:ベリーベスト法律事務所
コンテンツ名を書かないとか成人向けコンテンツといった抽象的な名目で請求が来たらどうしましょう。
そしたらべつに
とでも言っとけばおしまいです。
ワンクリック詐欺業者に連絡してしまった!電話やメールがたくさんくる!
しつこいおどしまがいの電話やメールが来たら気分わるいですし不安になってしまいますよね。
ワンクリック詐欺業者の対処法なんてちょちょいのちょいです。
なにしろ架空の請求なんですからwww
電話やメールがきたらこう対応しましょう。
「あなた架空請求業者ですよねw」
「弁護士ドットコムっていうサイトで調べたんですけど、電子消費者契約法に違反してるらしいじゃないですかw」
「プログラマーの知人に請求画面見せたら鼻で笑ってましたよwww」
こんだけで充分です。
ワンクリック詐欺は違法だからもともと請求権がありませんwww
「でも怖いお兄さんと話したくない・・・」
「もう払っちゃった・・・」
という方は警察や国民生活センター、法テラスなどに相談するのもよいでしょう。
振込先の銀行に連絡するのもアリです。
振り込め詐欺救済法とは、詐欺の犯人が使っている口座を凍結し、口座にあるお金を被害者に分配するという制度です。