
ネジ穴がつぶれた!なめた!バカになった!ときの外し方

「やっちまった!」
ドライバーのサイズが合っていなかったり、斜めに当たっていたりするとすぐにつぶれてしまうネジ穴。
ちょっと油断するとやってしまいますよね。あの大工さんですら、やらかしてしまうこともあるそうです。
つぶれたネジを意地でも回す方法をまとめました。
ゴムをネジ穴に当ててドライバーで回す
かんたん度★★★ 安全度★★★ 費用★☆☆
まだ多少のネジ穴が残っているときに有効な方法です。
叩いたりする必要がないため精密機器などに向いていますね。
素材は輪ゴム、ゴムシート、ゴムバンド、なんでもOK!
細い輪ゴムを束ねて使うのもアリですね。
うまくいけばあっさりネジを外すことができますよ。
ネジすべり止め液
かんたん度★★★ 安全度★★★ 費用★☆☆
液体の中の粒子が摩擦力を高めてくれるネジすべり止め液です。
接着剤とは異なりベタつきもなく、おすすめの方法です。
瞬間接着剤を使ってみる
かんたん度★★★ 安全度★★☆ 費用★☆☆
家に置いてあることも多く、なくても入手がかんたんな瞬間接着剤。
すぐに試せることができる反面、一度塗ったらはがせないという諸刃の剣でもあります。
1本のドライバーを生贄にしてもよければ試す価値はアリです。
ペンチを使ってみる
かんたん度★★☆ 安全度★★★ 費用★☆☆~★★★
注意点はネジが浮いている必要があるということ。
金のこで削ってみる
かんたん度★★★ 安全度★★★ 費用★☆☆
ネジの頭が浮いているとき限定ですが、ネジの頭を金のこで削ってマイナスドライバー用の溝をつくる方法です。
100円ショップにも売っているので、失敗しても金銭的な損失は小さいですし、使い捨てと割り切って買えますね。
ハンマーでドライバーを叩き溝を作ってみる
かんたん度★★★ 安全度★☆☆ 費用★☆☆
穴がつぶれたなら作ればいいじゃない!ということでお試しいただきたいのがハンマーでドライバーを叩く方法です。
壊れやすい部分(パソコンなど)に行うときは壊さないよう注意してください。
ネジとりインパクトを使ってみる
かんたん度★★★ 安全度★☆☆ 費用★★☆
先端が食い込みやすい形状になっており、叩くと同時に回転までしてくれる優れものです。
成功率が高まる半面、「叩く」必要があるため精密機器に対してはリスクがつきものです。
【番外編】もうキレた!電動ドリルで削ってやる!
かんたん度☆☆☆~★★★ 安全度☆☆☆~★★★ 費用★★★
ゴムもだめ、接着剤もだめ、ペンチもだめ、何やってもダメ・・・
「キィー!くやしい!」
電動ドリルで削ってしまいましょう。
注意点は成功率が使用者のスキルに大きく左右されるところ。
うまくやればキレイに取れますが、ヘタをすればバキバキのグシャグシャになりかねないリスキーな方法です。
「電動ドリルの扱いには自信がある」
「もうネジ穴を壊してもいい!」
というときにおすすめの方法です。