
毒親の意味・定義とは?種類と特徴のまとめ

人を愛している能動的な人は「誰も私をわかってくれない」と悩んでいません
出典
「そもそも毒親ってなに?」
「うちの親は毒親なのかな?」
「わたしは毒親かもしれない・・・」
なにをもって毒親なのか定義がハッキリせず、よくわからない部分があるかもしれませんね。
この記事では毒尾とはなにか?をまとめました。
- 1. 精神が未熟
- 2. 過干渉
- 3. 依存的
- 4. 劣等感の押し付け
- 5. 子どもに甘えさせない
- 6. 外面がよい
- 7. 嫉妬深い
- 8. 自己中心的
- 9. 文句や愚痴ばかり言う
- 10. 被害妄想が激しく、被害者ぶる
- 11. 否定型と放置型
- 12. エホバの証人、仏教、占い、パワーストーン。宗教やスピリチュアル
- 13. 精神病質(サイコパス)のやばい言動。常識を超えたレベル
- 14. 「勉強しろ!」と言うが親は勉強しない
- 15. モンスターペアレント
- 16. 口が軽く、友人やママ友の評判もよくない
- 17. 毒親テスト・チェックができる本。毒親という造語の語源となった本
- 18. 「私の親は毒親かもしれない」と思う時点であなたの親はダメ
精神が未熟
- 多くの毒親に共通して言えることです。
- 毒親は己の欲を満たすために子どもを犠牲にします。
- 過干渉・・・子どもを支配したい。
- 依存的・・・誰かに助けてほしい。
- 劣等感の押し付け・・・子どもをいじめてイライラを解消したい。
- 子どもに甘えさせない・・・子どもに甘えたい。
- 外面が良い・・・世間にやさしくしてほしい。
- 嫉妬深い・・・私も欲しい。
- 自己中心的・・・満たされることに必死すぎて周りが見えていない。
- 文句や愚痴ばかり言う・・・要求が激しい。
- 被害妄想がはげしく、被害者ぶる・・・周囲に責任をとってほしい。

過干渉
「パンばっかり食べて、ご飯のほうがおいしいでしょ?」
「こっちへ来なさい。服を着せてあげる。」
子どもを思い通りに動かしたくて仕方ないのです。
という子どもじみた一面を持っています。

毒親とは「発達障害」と「過干渉」毒親にならないためにすること
依存的
「呼んだら早くきなさいよ!」
「何暗い顔してるの?ニコニコしてなさいよ。」
子どもへの依存性が高いため、高い理想を子どもに要求します。
アルコール、たばこ、SNSなどへの依存性も高いです。
ひとりでは生きられない、精神的に自立していないのが毒親の特徴です。
劣等感の押し付け
「だらしない!」
「バカじゃないの!」
「男がメソメソするな!」
子どもを責めることで、毒親は劣等感を解消しようとします。
子どもに「だらしない!」と言ったとき、本当は親自身のだらしなさにイライラしているということがよくあります。
いじめっ子が弱い者いじめをする心理とおなじです。
「毒親がこわい」なら恐れない方法を知ろう【いじめっ子はザコ】
子どもに甘えさせない
「弱音を吐くんじゃない!」
「甘ったれるな!」
毒親は子どもに甘えたいのです。
本来は立場が逆なんですけどね。
とくに「世間体のために結婚した」とか「親に言われて仕方なく結婚した」という親は、子育てのモチベーションや覚悟がなく、子どもに甘えたがります。
外面がよい
毒親は自信がありません。自分の支配できないこと、強い人にはまるで善人のように振舞います。
たとえば「世間体」は自分でコントロールできないから、周囲の人間には媚びるのです。
ちょうどドラえもんに出てくるスネ夫みたいにイヤなやつですね。
「うちの親はひどい!」と言っても世間に理解されないのが、毒親に育てられたアダルトチルドレンのつらいところです。
嫉妬深い
運のいい人、成功者を妬みます。
無力な子どもを利用しようとするような人種です。
楽をしながら得をしたくてしょうがないため、嫉妬心が強いです。
ところで「嫉妬」というのは努力の逆の感情です。
他人の幸福をみて
という気持ちがわかず
と思ってしまうから嫉妬深くなるのです。
ですので
と思うのならチャレンジ精神を持ちましょう!
自己中心的
毒親は甘えること、得をすることで頭がいっぱいです。
そのため子どもの立場など考えていません。
自己中心的な親は自分の利益を優先したり子どもに責任転嫁をしたりします。
また「脳が発達していない」ということでもあります。
そりゃそうですよね。サルやその他の動物は自己中心性のかたまりです。
「思いやりの気持ち」というのは人間だけが持ち得る高度な感情ですから、知性の乏しい人間はどうしても自己中心的な言動になってしまうのでしょう。
知性を磨くためには人間にしかできないこと、例えば読書や掃除などをキチンとすることです。
文句や愚痴ばかり言う
「どうしてうちの子はこんなに元気がないのかしら」
「ムダ遣いばかりして!」
「はー、学費がかかって大変だわー」
毒親は要求する水準が高いため、子どもに不満を感じやすいです。
子どもが普通に生活していても、文句を言いたがります。
子どもは自分の存在に罪悪感を感じるようになり、自己肯定感が育まれません。
また、文句やグチは非建設的な言動ですので、子どもの元気をなくすことでしょう。
文句やグチを減らすためには精神的に自立しましょう。
できれば一人暮らしが最高ですが、難しければ意識的に一人の時間を取ることがたいせつです。
被害妄想が激しく、被害者ぶる
「私はこの家の召使いじゃないのよ!」
「お前たちがきちんとしないから私が病気になった!」
毒親は周囲に対して敵意を持っています。
「私は被害者」という考えは、憎しみのあらわれです。
ほんとうは被害者なんてとんでもない。むしろ加害者なんですけどね。
おどろくべきことにSNSなどを見ていると毒親は自分が加害者ということに気づいていないケースも多いんです。
あまりにも異常すぎてスルーするしかありません。
被害妄想の激しい親に育てられた子どもは自責の念が強くなってしまいます。
否定型と放置型
否定型
子どもは否定されることで自信をなくし、行動力をなくします。
不登校の原因になったりもしますね。
殴る・蹴るなどの物理的な暴力で抑圧させる
毒親は「恐怖心」を利用して子どもを親の思い通りにコントロールしようとします。
「死ね」「産むんじゃなかった」という言葉の暴力で子どもを否定する
「自分はだめな子なんだ」と思わせ、無力感を与えます。
子どもの自己主張を認めない
毒親は「子どものくせに」「なまいき」が口癖です。
子どもが自立することがおもしろくないのです。
放置型
放置型の親に育てられると自分の存在価値を感じられなくなり、友だちを作ろうとしなくなったり、友だちの輪に入るのが苦手になったりします。
スキンシップをしない
子どもが寝る時に寄り添ってあげたり、頭をなでてあげたりしません。
子どもに無関心
テストで100点を取っても褒めません。
子どもの好きな科目や部活動のことに無関心で、応援することをしません。
エホバの証人、仏教、占い、パワーストーン。宗教やスピリチュアル
何万円もするお布施を払ったり、仕事や育児などを犠牲にしてまで、宗教やスピリチュアルにハマる人の特徴として「依存心が強い」「自信がない」があげられます。
子どものような無力な存在は支配しようとし、神のような存在にはすがりつこうとします。
毒親にとって、その場その場は気分がよいかも知れませんが、根本的な精神の安定にはつながっていません。

毒親もまた親の愛情に飢えている人が多く、宗教などを通じて満たそうとする親は多いでしょう。
精神病質(サイコパス)のやばい言動。常識を超えたレベル
反社会的人格を意味する心理学用語。
平気で犯罪行為をしたり、驚くほど自分勝手な性格です。
とくに特徴的なのは「口が達者で外面はよい」という点です。
特徴
犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。
良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
罪悪感が皆無
口が達者で表面は魅力的
出典:Wikipedia
私の父親は口が達者で外面がいい人でしたが、なんとドロボウでした。
「勉強しろ!」と言うが親は勉強しない
毒親は何でも「しなさい!」命令口調です。子どもが勉強したくなる工夫を一切しません。
「子は親の言う通りにしないが、親の行動する通りにする」と言います。
親がゲームをしながら「勉強しろ!」と言っても、子どもはゲームをするようになります。
ある父親は、子どもに読書をさせたくて自ら読書を始めたそうです。
忙しかったため、食事前の5分だけ読むようにしました。
すると子どもも読書をするようになったそうです。
よい親は子どもが勉強したくなるように言います。
「そのゲーム、英語ができるようになれば外人と一緒に楽しめるぞ」
「今度の旅行先の名産と歴史について調べてるんだ。一緒にやるか?」
子ども目線で言うことがたいせつです。

モンスターペアレント
自己中心的で要求がましい毒親は、とんでもないことを言い出します。
理不尽なクレームの例
- 子どもの成績が伸びないから担任を変えろ!
- 教科書を変えろ!
- うちの子を学芸会の主役にしろ!
- うちの子を部活のレギュラーにしろ!
- アレルギーで食べられないメニューがあるから、給食費を安くしろ!
周りの迷惑を考える知能がない、もしくは幼稚な性格のため言いたい放題です。

口が軽く、友人やママ友の評判もよくない
口が軽く、ママ友の間でも
と言われ、評判が良くありません。
毒親というのは非常識な人ですから、周囲から
と見られることが多いです。
たとえば「子ども部屋に入る前にノックする」のが世間の常識ですが、毒親はノックをしません。
毒親の85%は子ども部屋をノックしない【プライバシーがない親】
毒親テスト・チェックができる本。毒親という造語の語源となった本
毒になる親 一生苦しむ子供 スーザン・フォワード著
あなたが子供だった時、
- あなたの親は、あなたの人間としての価値を否定するようなことを言ったり、ひどい言葉であなたを侮辱したり、ののしったりしたか。あなたを始終批判してばかりいたか。
- あなたの親は、あなたを叱る時に体罰を加えたか。あなたはベルトやヘアブラシそのほかのものでぶたれたか。
- あなたの親は、しょっちゅう酒に酔っていたり、薬物を使用したりしていたか。あなたはその光景を見て、頭が混乱したり、嫌な気がしたり、怖くなったり、傷ついたり、恥ずかしいことだと感じたことがあるか。
不幸にする親 ダン・ニューハース著 65項目のリスト
あなたは子どもの時、
- 親の言うことに疑問を投げかけたり、同意しないことは許されなかった。
- 親から過剰な期待をかけられたり、自分には達成できないようなことを基準にされて、強いプレッシャーをかけられた。
- 親が近くにいると緊張して神経がピリピリした。
「私の親は毒親かもしれない」と思う時点であなたの親はダメ
親の愛情に恵まれた子どもなら「うちの親は毒親かもしれない」とは思いません。
親が好きで好きでたまらないはずです。
学校で提出する家族の作文も
という前提で課題を出されますよね。
完全放任主義の親の元で育った子どもですら
などとは思わないでしょう。
と思った時点で、どこかに毒親の要素があるはずです。