
毒親育ちが不登校・ひきこもりになる11の原因と対処法

他人からの怒りが怖い。だから他人に理想の自分を演じている。対人恐怖症というのは自分恐怖症といってもいいかもしれない。自分が自分に対して恐れている。それは恐れるべきほど自分に自分が怒っているからである。他人がそれと同じほど怒れば怖くて仕方がない。
出典
恵まれた家庭で育った者の歩む道は舗装されているように毒親育ちの歩む道は不整地を歩むものだ、毒親育ちは不登校、引きこもり、ニートを経験し、恵まれて育った者はそれを馬鹿にするだろうがロードバイクがマウンテンバイクを馬鹿にするようなもの、てめぇらには人生のダートコースを走れるわけがない
出典:ツイッター
「なぜ毒親育ちは不登校や引きこもりになりやすいの?」
「なんとなくひきこもりになっちゃったけど、なんでだろう・・・」
「ひきこもりから抜け出したい」
日本国内には70万人ものひきこもりいます。
多くの原因は自主性や自己肯定感の欠如です。
毒親がひきこもりの原因になっていることはとても多いです。
両親が喧嘩ばかりする【安心して家を出られない】
両親の仲が悪い家庭で育つ子どもは外出を恐れるようになります。
たとえばもし「いつ火事になっても不思議じゃない家」があったら心配で外出どころじゃないですよね。
また、ケンカばかりする両親を見ていると
という発想になりやすく、人間不信になってしまいがちです。
毒親あるある【夫婦仲が悪い】夫婦喧嘩は子どもの脳を萎縮させる
ひきこもりには完璧主義が多い
失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。
- トーマス・エジソン -
と考えれば完璧主義がやわらぎます。
・・・とあきらめてしまうのです。
たとえば日本人が英語の文法や発音を気にしすぎて
になってしまうのと同じですね。
人は完璧主義をやめることで、行動力が出てきます。
不完全な自分を受け入れられるようになりますからね。

頼れない性格になる理由と解決策【完璧主義をやめて人間関係を改善】
友人からの疎外感
「友達は、本当は私のことを好きじゃないかも知れない」
「自分は他の子より劣っている」
「私には好かれる価値がない」
毒親に育てられた子どもは、自分が周囲に受け入れられているという感情がありません。
とくに幼少期に放置型の毒親に育てられた人は「自分は存在する価値がない」と思う傾向が強いです。
疎外感への解決策はみずからグループを作り、受け入れる側に立つことです。
自分が作ったグループなら疎外されようがありませんからね。
ひきこもりは傷つきたくない
毒親育ちは成功しても褒められず、失敗すると激しく責められます。
そのため自己肯定感が低いだけでなく、劣等感がひと一倍強いです。
傷つくことが多く、人付き合いや、新たなことへの挑戦をためらう傾向にあります。
行動すればするほど
と思ってしまうんですよね。
なので成功したときは
としっかり喜びを表現するようにしましょう。
友だちに成功を報告するのもよいですね。いまはSNSでお手軽にコミュニケーションができますから。
もし思い通りにいかなかったときは
という発想をもつことがたいせつです。
毒親の過干渉による自主性の欠如
毒親が子どもの人生に口出しをしたり、子どもがやるべきことを先回りして片付けてしまったりするため、子どもが自主性を得ることができません。
なんでもかんでもバカ親が過干渉に手を出しすぎると「指示待ち人間」になってしまうんですよね。
解決策はひとり暮らしがいちばんです。
ひきこもりから自立って、かなりハードルが高いと思いますが行動するしかありません。
人生は行動しなければ詰みます。
世の中甘くないですよ。
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人間が嫌い
毒親育ちは産まれてから最初に出会った人間、つまり両親のことが嫌いです。
特に幼少期に受ける悪影響は非常に大きいですので「人間はイヤな生き物だ」という感情が脳に刷り込まれてしまっています。
なので人間嫌いになるケースが多いです。
とくに優しい子や頭のいい子は人間嫌いになりやすいですね。理由は損な立場に立つからです。
優しい子は
と思い、周りに気を使います。
しかし世の中には
という人間も少なくありません。
と思う子どもは平気でルールをやぶる子どもを見て
と思います。
自分勝手な人を見れば見るほど人間嫌いになっていくのです。
周囲に流されやすい
「子どものクセに意見するんじゃない!」
「生意気だ!」
(そもそも話を聞いてもらえない)
自分の意見を主張できない家庭で育った子どもは、周囲の雰囲気や意見に流されやすいです。
本当は自分の意見を持っているのに、いつも周りに流されることになるため、ストレスをためやすいです。

周囲に流されやすいと「言いなり」になってしまうんですよね。
グループから疎外されたり八方美人になったり、居場所がなくなったり・・・
結果ひきこもりになってしまう子どもが多いです。
いじめられやすい
家庭で両親にいじめられている人には、独特の雰囲気や行動があります。
- 表情が暗い
- 疲れている
- 声が小さい
- 文句を言うことができない
- ケンカになりそうになると、笑ってごまかそうとする
- 普通なら怒るところで怒れない
- 物事を決定するとき、他の人におまかせすることが多い
- 自分の長所を否定する
いじめっ子は気の弱い子を見つけ出す天才。
家でいじめられている子は学校でもいじめのターゲットになりやすく、不登校になりやすいです。
気持ちを強く持たないといじめられますよ。
大人の社会にもいじめはあります。
自分で解決しなければいつまで経ってもいじめられっぱなしです。
日ごろからハキハキと大きな声を出す!
自己主張をする!
できなければ冷たいようですが、いじめられるしかありません。
人間社会もそこまで秩序で守られているわけではありませんから。
自分でいじめを解決する ≠ 孤独
自分でいじめ問題を解決するとは言っても、なにも孤独になるという意味ではありません。
「自分で親や先生に相談するというのもみずから対処したうちに入ります。
社会人なら上司に相談することですね。
まずは積極的に相談することがたいせつです。
自己肯定感がない
「よくできた!」
「自信がある!」
「失敗は成功のもと!」
毒親育ちは、本来なら親から与えられるはずの自己肯定感を持っていません。
なので学校で勉強をしても前向きな気持ちになれず、家に引きこもりがちになってしまいます。
自己肯定感を得るためには何か熱中できるものを見つけるのがよいです。
失敗しても
「もう1回!」
「まだまだ!」
と思えるような趣味や部活、仕事をつづけることによって
と思えるようになってきますよ。
ひとり暮らしもかなり効果的ですね。自分の責任でなんでもやってみましょう。
うまくいっても、いかなくても、結果は関係ありません。
という経験がたいせつなのです。
自営業なんかを始められたら最高ですね。
なかなか自営業なんて始めるエネルギーもお金も残っていないかも知れませんが、10年、20年、30年後、エネルギーとお金を蓄えておけばチャンスがくるかもしれません。
あのカーネル・サンダースがケンタッキー・フライド・チキンを設立したのは65才になってからです。チャレンジするのに年齢は関係ありませんよ。