外面がいい毒親はいい人ぶるから一見普通に見えてしまうという話
「家の中と外で別人のように態度が違う」
「周囲の人に毒親のひどさを理解してもらえない」
「なぜ毒親は内弁慶なんだろう?」
家の中と外であまりにも態度が違って驚かされます。
「二重人格」という言葉があるように、時と場合によってまったく別の人格かのごとくふるまいが違うのです。
では理由についてみていきましょう。
外では腰が低く、卑屈なほど他人に迎合する人は、家では愛想が悪く、支配的になる場合が多い。
出典:加藤諦三
母親は典型的な虐待&クチャラーで外面いい人間だったのだけど父親もヤバいので私ほんとは2人の子供じゃないかもってちょっと思ってはいる(笑) こういう親はまともに相手にしてはいけない。逃げないと自分がストレスで潰れる。
出典:ツイッター
ですから
と言っても
と理解されずに悲しい思いをすることも多いですね。
私が毒親育ちと思われる友達の家に遊びに行ったときに驚いた経験があります。お母さんの態度がすごくひょう変するのです。
それはもうヤクザ並みにすごい迫力でしたよ。
で、私に対してはガラッと態度が変わるのです。
ゾッとしましたね。
で、なんでこんなに態度が変わるのかっていうと世間体を気にしているからです。
「ヒロユキ君のお母さん、すごく怖かった」
「あらやだぁあ~」
っていう悪評がこわいんですよね。
自己評価が低いかわいそうな人間
家庭内ではふんぞり返っていても、実は毒親には自信がありません。家族以外には敵わないと思っています。
毒親は勝てない周囲の人間には「媚びる」のです。
よく子どもの友達が遊びにくるとコロッと態度の変わる毒親がいます。うちのクソ親父もそうでした。
子どもの友達を通じて
というウワサが立つのがこわいからです。
自分より強い者にこびるという点は、いじめっ子とまったく同じでもあります。
他人を利用したがる
毒親は、人を利用することばかり考えています。
家庭内で子どもを利用するためには「恐怖」「罪悪感」「恩着せ」が適していますが、周囲には通用しません。
善人を装うことで、人に親切にしてもらったり、褒めてもらったりして、トクをしようとします。
その場その場で、何のためらいもなく、自分がもっとも得をする態度をとるのです。
毒親は自分さえよければいいという発想の持ち主ですからね。
小さな子どもと同じなんです。
世間体が気になる。実は見栄っ張り
毒親によくある性格の特徴として
- プライドが高い
- 劣等感が強い
- 負けず嫌い
があげられます。
周囲の評価を異常に気にするのです。
世間からよい評価を得ようとして外面がよくなります。
家庭内では、ふんぞり返ることで親の評価を高めようとしますが、世間で偉そうな態度を取れば、ひんしゅくを買います。
あたかも善人としてふるまい「自分はなんてよい人なんだ」と思うことで、自己評価を高めようとするのです。
また、ふだんの内面のわるさの反動で外面がよくなるケースも多いですね。
外面のよい毒親には、罪悪感がない
ふだんの毒親は内面がわるいのに、世間に対して外面をよくすることは、自分を偽ることになります。
また、毒親が外面をよくする動機は周囲への親切ではなく、自分がトクをしたいという「下心」からです。
まともな神経の持ち主ならあるはずの「罪悪感」が毒親にはないのです。
ちなみに脳の前頭前野が未発達だと、罪悪感を感じません。
向上心がない毒親
世間の評判に依存して自己評価を高めようとしている毒親は向上心がありません。
だから子どもの自己主張も聞かないし謝らないのです。
外面がいい毒親への対処法【おだてるのが吉】
自己評価を高められず評判に弱い毒親はおだてて対処しましょう。
親が得意なことを一緒にやって褒めていれば機嫌がよくなります。
カラオケでも絵でもゲームでも一緒にやって
「お~すごい!」
「さすが!」
なーんて言っとけばすぐ機嫌がよくなります。単純ですね。
とくに毒親のDV・パワハラ・モラハラに苦しんでいる人におすすめの方法です。