毒親あるある【夫婦仲が悪い】夫婦喧嘩は子どもの脳を萎縮させる
両親に問いたい。 夫婦仲が壊れてたのに、なんで子供を作ったの? 子供が生まれたら、自分達の関係が改善されるとでも思ったの? そんな風に生まれさせられたら、子供はいい犠牲者よね。 大迷惑!!
出典:ツイッター
「うちの両親は仲が悪いけど、ひょっとして毒親の特徴?」
「夫婦喧嘩ばかりしてうんざり」
毒親の特徴のひとつとして
が挙げられます。
親子関係もうまく築けないのですから、夫婦仲が悪くなるのもうなずけます。
子どもは安心して学校に行けないし、家庭は暗くなるし、人間不信になったりしますよね。
基本的な部分として、なぜ夫婦仲がわるいかと言うと毒親は自己中心的だからです。
相手に合わせることができないんですね。
世間の離婚原因で多いのは「性格の不一致」「暴力・精神的虐待」
毒親には様々な性格上の問題があります。
【離婚原因】統計データ
男性 | 女性 | |
---|---|---|
1位 | 性格の不一致 | 性格の不一致 |
2位 | 浮気 | 暴力 |
3位 | 精神的虐待 | 生活費を渡さない |
4位 | 家族・親族との不仲 | 精神的虐待 |
5位 | 性的不調和 | 浮気 |
6位 | 浪費 | 浪費 |
7位 | 同居に応じない | 家庭を大切にしない |
8位 | 異常性格 | 性的不調和 |
9位 | 暴力 | 家族・親族との不仲 |
10位 | 家庭を大切にしない | 酒グセが悪い |
とくに1位は男女とも「性格の不一致」。
性格の不一致といわれるものの大半は、情緒的未成熟です。
性格が不一致なんてのはあたりまえのことなんですよね。
やはり毒親の大きな特徴のひとつ「情緒的未成熟」が関係しているようです。つまり幼稚ということですね。
毒親が幼稚な理由
- 読書や勉強をしてこなかったため視野がせまい
- ガマンをしたことがあまりない
- 知能が低い
- 人・物・ギャンブルなどへの依存傾向
- 一人だとさみしくて生きていけない
また、情緒的未成熟に続いて多いのが「暴力・精神的虐待」です。
親子関係のわるさと共通していますね。
夫婦ゲンカが子どもに与える悪影響【ひきこもり、独身ほか】
夫婦ゲンカばかりの家庭で育った子どもは社会で生きにくくなります。
ひきこもり、不登校
不登校の子どもの両親は不仲なケースが多いです。
という不安が子どもをひきこもりにさせてしまうんですね。
低学歴になりやすく人とのコミュニケーション力が身につかないので社会に出てから苦労します。
ただ最近は人とあまり接さない仕事も増えてきていますので選択肢に入れるとよいでしょう!
毒親育ちやコミュ障に向いてる仕事・就活【人間関係への対処法】
結婚願望をなくす
両親の仲が悪いわけですから幸せな家庭像をイメージしにくく、子どもは結婚願望をなくしてしまいがちになります。
脳が委縮する
物心ついたころから暴言による虐待を受けた被虐待者たちを集めて,脳を調べた結果,スピーチや言語,コミュニケーションに重要な役割を果たす,大脳皮質の側頭葉にある「聴覚野」の一部の容積が増加していた(Tomoda et al., 2011)。
出典:日本心理学会
幼少期に暴力や暴言などを見聞きすると脳が委縮することがわかっています。
とうぜん知能の低い子に成長しやすくなってしまうんですね。
夫婦ゲンカの多い家庭で育った毒親育ちの特徴
毒親育ちのあるあるです。
人の顔色をうかがう
夫婦仲が悪いと
という気持ちが強い子どもになり、八方美人になってしまうケースが多いです。
ささいなことがケンカの引き金になりますから、子どもは家庭内でいつもビクビクしてしまうのです。
日々神経をすり減らして生きることになりますから相当なエネルギーを使い疲れてしまいます。
自己主張が出来ない大人に育ったり、うつ病や適応障害の引き金にもなりやすいです。
残業を断れなかったり労働環境の不満を言えないパターンも多いですね。
無力感を味わう
「学習性無力感」とは、長い期間にわたって回避できないストレスを経験することで、その不快な状況から逃れようとする努力すら行わなくなってしまう現象です。
夫婦ゲンカをやめさせることが出来ない自分に対して無力感を抱くようになります。
学校や社会でもトラブルが起きると
「あーめんどくせえ」
「逃げよう」
などと投げやりになってしまいがち。
学習性無力感から抜け出すためには逃げグセをなくすしかありません。
勇気を持つことがだいじです。
ちなみに筋トレをすると男性ホルモンが増えて勇気や活力がみなぎってきますよ。
腹筋なら男女とわず取り組めてよいでしょう。
胃腸の血流がよくなり、筋肉が胃腸を支えてくれますから心身ともに健康になりますよ。
よく緊張するとおなかを壊す人がいますよね。
脳と胃腸は密接な関係があるのです。
自責の念が強くなる
子どもに原因があってもなくても、子どもは自分が悪いかも知れないという不安をぬぐえません。
社会に出てからも
などと自分を責めがちに。ストレスが溜まり不眠症の原因になったりもします。
中にはつい謝ってしまうというわるいクセのせいで舐められたり責任を擦り付けられたりするケースも。
貧乏くじを引かなくてもいいように
と思うように心がけましょう。
甘えられなくなる
親が夫婦ゲンカばかりしていると
と不安になり、子どもは親に甘えられなくなってしまいます。
イライラしている親を見ることで
と遠慮してしまうこともあります。
頼れない性格になる理由と解決策【完璧主義をやめて人間関係を改善】
【視野を広げる】夫婦ゲンカをへらす方法【感謝する】
視野を広げる
離婚原因1位の「性格の不一致」、毒親の大きな特徴「過干渉」どちらも「視野の狭さ」と「相手を理解する力のなさ」に原因があります。
視野を広げ、相手の立場を理解するのに適しているのが、世界史・地理・歴史を学ぶことです。
というように視野を広め、さまざまな価値観を認めることで賢くなり、おおらかになっていきます。
ひとりだけの空間を確保する
と決めておくのも効果的です。
時間が経つことで気持ちが落ち着き、自分を客観視することができます。
イライラを家族にぶつけないで済むというメリットもありますね。
なにか趣味に没頭したり、楽しいことをするとよいでしょう。
日ごろから「ありがとう」を言う
なんとなく照れくさくて「ありがとう」を省略してませんか。
心の中で思っていても言葉にしなければ伝わりません。
ふだんの食事から、あと片付け、ゴミ出しなど、さまざまなことに「ありがとう」を言うように心がけることは大切です。
近年では企業でのサンキューカード導入が進んでおり
という効果も得られているんだとか。
ありがとうの効果
うそのような話なのですが「ありがとう」という言葉を使った実験があり、数値にも効果があらわれているそうです。
「ありがとう」という言葉の力を調べるために、次のような実験を行ないました。二つのペットボトルを準備し、一つには「ありがとう」、もう一つには「ばかやろう」と書いて東京都の水道水を入れます。一晩置いた水を凍らせて結晶を撮影すると、「ありがとう」と書いた水道水だけに、宝石のような美しい結晶ができるのです。一方の「ばかやろう」と書かれたほうは、かわいそうなくらい無残に変形します。いろいろな水を使って実験を繰り返しましたが、結果は一緒でした。
2つのビンを用意してご飯を入れて、一つには「ありがとう」、もう一つには「ばかやろう」と毎日声をかけ続けた。
1ヶ月たつと、「ばかやろう」と言ったご飯は腐敗して真っ黒になっていた。
だが、「ありがとう」の方は腐敗せず、発酵して麹のような芳醇な香りを発していたという。出典:江本勝さんの「ありがとう効果」と「ご飯実験」 – 探求三昧 by 百瀬直也 – 地震前兆・超常現象研究家が地震予知・予言などを探求
そこであっさりと自分には出来ませんと妻が言えば、離婚になっていたであろう。離婚をしたくなかった彼女は、必死で彼が要求する非現実的な「あるべき理想の妻像」を演じた。やがて彼女の内面はぼろぼろになった。彼女は自分を見失った。自分を見失えば優しさも暖かさも消える。
出典