【運命共同体】母子家庭で生まれやすい毒親。母親への対処法
甘えている人とか、劣等感の強い人というのは、本当は自己実現をしている人とつき合うことが大切なのである。自己実現している人によって、ありのままの自分を受け入れてもらうことが、その人の成長には必要である。
出典
「女性脳」と深く関係しているわね
毒親は親の考えに毒され抜け出せなく なった子という意味。 偏った愛情が子には毒になる。 母子家庭だからと気負いサポート していた自分も毒親だと知りました。 子が一人立ちできるよう見守り、 声を掛けじっと待ち子供の個性を 尊重する。時間と金と余裕が必要。 ならば殆どが毒親予備軍?
出典:ツイッター
「母子家庭特有の毒親なんてあるの?」
「母親に多いタイプの毒親ってなに?」
という疑問がわくかもしれませんね。
男女には性格の違いがありますから、母子家庭特有の毒親は存在します。
平成28年度の厚生労働省の調査によると、母子世帯数は123.2万世帯です。
男女の違い(生活の歴史)
旧石器時代、男性は狩りに出かけては獲物をつかまえ、女性は家庭を守り、コミュニティーを形成しながら、植物を収集していました。
女性は家庭を守ったり、植物を収集するための情報共有をするために「共感を大切にする脳」が発達しています。
たとえば学校行事の合唱コンクールで女子が男子に
と言うのも、女性脳に関係があります。
女性の「共感を大切にする脳」が母子家庭ならではの、毒母になってしまう理由。
もちろん女性だから毒親になりやすいという意味ではなく、男女とも毒親になる可能性はあり、その中に女性特有の理由があるということです。
毒母は子どもを「運命共同体」として見がち【一人っ子はなおさら】
旧石器時代からコミュニティーをつくりながら生活してきた女性は
「みんなでひとつ」
「運命共同体」
という意識が強いです。
女性脳にみられる、毒母になる原因
- 他者に共感を求めるため、毒母の苦労を子どもに共感させたがる
- 毒母のグチを子どもに聞かせてしまう
- 小さい子どもを「大人のパートナー」として扱ってしまう
- 細かなところにまで口出しをしたがる
- すべてが母親の思い通りでないと気が済まない
幼いころから親の苦労話を聞かされた子どもは
「自分のせいで母親が苦労している」
「恩を着せられた」
と感じてしまい、罪悪感を感じてしまうケースが多いもの。
子どもは自責の念が強かったり、自己肯定感が育たなかったりします。
また、頼れない性格になってしまうことも多いですね。
毒親育ちが頼れない性格になる理由と解決策【完璧主義をやめよう】
一人っ子の場合はなおさら被害が大きいです。
時間的・経済的余裕がなくストレスがたまる
「家事と育児を両立させなきゃいけない!」
「女性のほうが給料が少ない!」
「国の補助金も雀の涙・・・」
「元ダンナも養育費を払ってくれない」
1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は461万円であり、前年に比べて0.1%減少している。 これを男女別にみると、男性567万円、女性280万円
出典:国税庁
お金の余裕は精神の余裕。
カツカツの状態ではささいなことでイライラしたり不安になりますよね。
不安になれば過干渉の原因にもなり得ます。
毒母への対処法
すぐに実行できる毒母への効果的な対処法を見つけるのはむずかしく、ひたすら耐えるしかないケースもめずらしくありません。
子どもみずから親戚や児童相談所を頼ることができればよいのですが「恐怖心」もありますし、幼い子どもは本能的に親が正しいと信じてしまいがち。
また、母親が毒なら親戚にも毒親がいるリスクがありむずかしい問題です。
ただ、もし子どもにあるていどの年齢や勇気があれば、次のような対処法が考えられます。
暴言や暴行があれば、それを録音して親戚や児童相談所をたよる
暴言も暴行もない場合は、児童相談所に理解されにくくとても厄介です。
毒母の異常さをわかりやすく伝える必要があります。
例えば部屋にカギをかけます。
もし母親が毒母ならドアを「ガチャガチャ!!」と狂ったように音を立て「開けなさい!!」とヒステリーを起こすでしょうから証拠として記録します。
ほかにも母親が泣きだしたときや、1時間、2時間と長時間の愚痴や説教を始めたときも証拠を残しておきましょう。
証拠を使って親戚や児童相談所に助けを求めます。
毒母に育てられてしまった時にするべきこと
毒母に押し付けられた、間違った価値観をなおす
毒母に育てられた人には考えるべきことがあります。
- 私と他人は違うということ
- 私には個性があるということ
- 人にはパーソナルスペースがあるということ
パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、対人距離とも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。
出典:Wikipedia
価値観を正すには
を洗い出す必要があります。
読書を通じて自分自身を見つめなおすとよいでしょう。
心理学の本でもっとも有名な著者のひとり、加藤諦三先生がおすすめです。
また、毒親育ちの診断チェックも自分を見つめなおすよいきっかけです。
ひとり暮らしをする【自由になり個性を知る】
毒親に育てられたアダルトチルドレンが「個性」「自立」「パーソナルスペース」を知るためには、ひとり暮らしが効果的です。